2010年3月16日火曜日

踏破! 山道5時間歩きっぱなし Part2

足跡はあれど、周辺に獣の気配は感じられないので
まあ、一安心でした。

そして山道は途中から岩だらけに。
まるでワニの背中を歩いているような
感じです。










歩き続けて2時間。
ようやく最初の村に到着しました。
村の人に村の名前を聞くと
「チチョギ、チチョギ」と
答えてくれました。










...あれ?
チチョギ?
確かアビからもらったルートマップには
最初の村は「カロギ」のはずじゃ。


気にしない、気にしない。
村で少し休憩を取って、
さあ、元気に出発!


道はさらに険しくなっていきます。
そして、何だか息がぜぇーぜぇー
してきます。


忘れていましたが
ここは既に標高
2000mを超えて
いるはず。
空気が薄いなぁ。



そんな山道をずんずん歩いていると




はい、別れ道ですね。
アビのルートマップには
別れ道など
描いてありません。


ええい、ままよ!とばかりに
上に行く道を選択。


さて、この選択、吉と出るか凶と出るか...。

続きます。

2010年3月15日月曜日

踏破! 山道5時間歩きっぱなし Part1

快晴の朝、
「アビ、近くの山を歩きたいんだけど、どこかある?」

ホテルのオーナーの一人、弟のアビが答えてくれました。
「あるよ。地図を描いて教えてあげる。」
そう言って、親切なルートマップを渡してくれたのがこれでした。

「ありがとう!これどの位で
帰ってこれる?」

「そうだね~、体力のある人の
足で4,5時間位かな。」

「OK、じゃあ、夕方には
帰ってくるよ。」

「Take care!」

こんなやり取りの後、トレッキングに出かけて
行きました。

後から考えると、この地図とは呼べないような
落書きのようなもので、よくも見知らぬ山に
入るなぁと。(笑)

山への入り口のような道をずんずん歩いていくと
昨夜来の大雨のせいで、道のあちこちで
土砂崩れ、岩ごろごろです。









それでも元気にずんずん歩いていくと
山道は雪に覆われてきます。









そして、見慣れぬ獣の足跡が...









1つは犬か狼っぽいなぁ。
もう1つは何だろう?
羊?

続きます

クルバレーに咲く花々

クルは農作物が豊かに実る谷です。
過去にヨーロッパの探検隊がこの谷を訪れ
その豊かな実りに驚いたそうです。
曰く、「この谷の住民がアルプスに住む人達の努力の
数分の一でもかけていれば、より多くの実りが得られる事は
明らかだ。」
つまり何もしなくても豊かな実りがあるんですね。

そんなクルで見かけた花々です。

これらは林檎の花です。
初めて見た時は桜かな?と
思いました。
白く小さな花をつけます。







林檎はクルの主要農産物の1つです。
この他にも杏、桃、桜などが
谷中に植わっています。






これは何だろう?








お寺には必ずといって言いほど
この黄色い花が備えてありました。
近くで見ると、とても鮮やかで
清清しい黄色です。
やはり名前は知りません。(^^ゞ
どなたか知っていらっしゃったら
教えてください。



レーリヒアートギャラリーに咲く
椿の花。






写真以外にも多くの花々が咲いていました。
そして、ベストシーズンには林檎、杏、桜などが一斉に咲き誇り
谷が薄いピンクの花の色で染まるそうです。

きっと桃源郷のような世界なんでしょう。

2010年3月13日土曜日

インドで出会った動物

インド滞在中一番多く見た動物は...牛ではなく
犬でした。
デリーでもクルでも本当に多くの犬がいました。
野良犬が殆どで首輪なしです。

デリーではこんな風に
昼寝?の犬が多かったです。








クルの犬達はおおむね人懐っこく
遊べ、遊べと寄ってきます。
一緒によく遊んだ3匹です。






















次によくであったのが牛でした。
これはデリーの牛。
普通に大きな荷車を
引いていました。






これはクルの山道で見かけた牛。
放牧してるようでした。







その次は猿。
クルの山では多くの野生の猿が生息しているようです。









珍しいなと思ったのがデリーで見かけたこいつ。



花をガツガツ食べていました。





インドでは動物と人間の距離が近いなと感じました。
それと牛は聖なる動物としてもっと丁寧に扱われているかと
思いましたが、普通の家畜扱いですね。

クルでは村全体で犬と生活しているといった感じで、
犬ものんびりと過ごしているようでした。

2010年3月12日金曜日

ホテル事情

今回の旅行は全て個人手配(航空券、ホテル等々)でした。
ネットと少しばかりの英語が理解できれば、問題なく
手配できます。

でも...ホテルは少し気を付けた方がいいかもしれません。

デリーで1泊してクルに向かいました。
ネットでデリーのホテルを検索し、空港の送迎、
部屋の写真、金額、口コミ等で絞込み決めました。
泊まったのはホテルアジャンタ。
http://www.hotelajanta.com/
どうですか、このサイトの作りこみ。
豪華なホテルでいて予算も高くない。
日本語にも対応していて、ホスピタリティーの高そうな
ホテルだと感じませんか?

で、行くとこんな感じ。









写真はホテルからほど近いニューデリー駅周辺の
様子ですが、ホテルの前もこんな感じでした。
デリーの中心街はこのカナットプレースだと
思って、中心街なら大丈夫だろうという先入観が
ありました。












この中心街は清潔とは決して言えない地域でした。
それでも人の生きるエネルギーは強く逞しいなぁと
感じました。

部屋はこんな感じです。










これはエレベーター。









ホームページには空港送迎無料とあります。
これは看板に偽りなし。無料でした。
ただし、車を空港駐車場に止めるのに
70ルピーかかるので、これは別途ということ
ですけど。
ちなみにホテルから空港まではしっかり
費用がかかります。
400ルピーでした。これは後から分かった事ですが
ちょっと高めです。
自分でトゥクトゥク(オート三輪)を拾って交渉すれば
200ルピー位で行けます。



















そして、こちらはクルのホテルです。
Hotel Naggar Delight
兄弟二人が去年オープンさせたばかりの
ホテルです。

左が長男のアディ、
真ん中が次男のアビ。
右は現地人?






ここはネットでエージェントを探して、
そのエージェントのお勧めのホテルでした。


部屋はこんな感じ。





 

 ちなみにトレイはバスルームはこんな感じ。

 

 

 

 

 

出来たばかりということもあるのでしょうが、
全体的に清潔でこじんまりしたホテルでした。

何よりも良かったのは、兄弟二人が親切で
一生懸命の姿勢を見せてくれた事でした。

ちなみに兄のアディはお調子者でちょっとずるい所が
あります。ずるいといっても可愛いずるさで、
まあ見え見えのはったりだったり、後から突っ込むと
OK、OKで前言撤回する位のものですけど。

弟のアビはまじめでちょっと神経質。誠実なんだけど
固いなぁという感じです。

この二人のコンビが良かったなぁ。(笑)

朝食つきだったので毎朝用意してくれました。
二人のお母さんが作ってくれています。

トースト、オムレツ、
バナナ入りオートミール、
自家製りんごジャム、
バター、コーヒーです。



これ結構なボリュームで、昼食を食べなくてもOKでした。

そして、こんな景色の元での朝食です。

澄んだ空気、
肺にいっぱい吸い込むと
それだけで体中が清らかになり
活力がみなぎります。

朝一番のピカピカの太陽の輝き、
体中の細胞を目覚めさせてくれます。


雄大な山々、真っ青な空、


自分の小ささを感じると同時に、この雄大な自然の
一部なんだというつながりを感じさせてくれます。

お母さん手作りの優しい味。
ほろ苦いコーヒーの香り。

最高の朝食ですよ。

そしてホテル周辺はこんな感じです。




ホテルの裏手の路地です。
こんな感じの狭い路地が
多い村でした。


ここも路地の1つ。
路地のあちこちには必ずと
言っていいほど、りんご、杏、
桃などの木が植えてあります。

 

 

路地には小さなお店があります。
駄菓子屋さんと雑貨屋さんを
兼ねているようなお店です。

 

 

 
そして、ホテル周辺からは
こんな景色が見えます。





夜、テラスに出て空を見上げると、満天の星。
天の川、オリオン、北斗七星、そしも名も知らぬ
多くの星座。
崖にひっかくように連なる家々の小さな明かり。
遠くから聞こえる犬の遠吠え。
私にはとても豊かな時間でした。

2010年3月11日木曜日

旅の目的 レーリヒに導かれて

今回の旅の目的地はクルバレー(谷)でした。
クルバレーはインド北部、ヒマーチャルプラデーシュ州にあります。
辺境の地と言っていいかもしれません。












恐らく殆どの日本人が知らないのでは、
と思います。
私も知りませんでした。



どうしてそんな辺境の地に?
あるご縁でロシアの画家、Nicholas Roerichという人を知り、
その人が晩年このクルの地で生涯をおくられ、眠っておられるからでした。


どうしても、このRoerichのギャラリーと
彼が愛したヒマラヤの地を踏んでみたい
という思いに駆られて旅に出ました。
(レーリヒ、ローリッヒ、ローリックなど色々
呼び方があるそうですが、私はレーリヒと呼んでいます。)







このレーリヒという方は画家だけでなく、詩、舞台衣装、
探検家という様々な面を持っています。
そして、何よりも彼が世界的に尊敬されているのは
世界の美術、文化遺産を戦争や紛争などの暴力的、
破壊的活動から守る事を提唱した「レーリヒ条約」
(後にワシントン条約へと受け継がれる)にあります。

彼の考えは当時多くのリーダーに受け入れられ、普及していきました。



アインシュタイン


チャンドラ・ボース







彼の絵を見た時、私は美しいと感じたと同時に、私の中の感情や考え
といった所とは別の所から鼓動が聞こえてくるような感じを覚えました。




人類初の宇宙飛行を遂げたロシアのユーリィ・ガガーリン。
彼の言葉は衛星中継で世界中に届けられました。
「地球は青かった。」日本ではこの短いメッセージが知られていますが、
ガガーリンはこう伝えていました。

Rays transparent through Earth atmosphere, horizon became brightly-orange, gradually turned into all rainbow colors: blue, dark blue, purple, black. Unspeakable color range! Like at the canvas of the painter Nicholas Roerich.
 (地球の大気、水平線をくぐりぬけた透明な光は、明るいオレンジから
段々と虹色に変わっていく。
青、群青、紫、黒、その色の帯は言葉に尽くせない。
まるで画家ニコラス・レーリヒのキャンバスのようだ。)
参照Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Nicholas_Roerich



日本では殆ど知られていない存在です。

2010年3月10日水曜日

行けるのか、行けるのか!?


バンコクで一時出国し、ダウンタウンまで
バスで向かいます。
所要時間は1時間。
日本に帰るTG622便は23時出発。
5時に出国して、フライト2時間前の
9時には戻ってこようと計画を立て、
いざバスターミナルへ。

空港から各地域へ行くバスが
止まっています。



ダウンタウンへ行くバスは...あれ...?
ないなぁ。
カウンターの人に聞いてみると、後30分は来ないとか。
ガーン。(ーー;)

計算しなおしてみると、ダウンタウンに滞在出来るのは
1時間30分ほど。

それでも行きたい。せっかくここまで来てるんだから。
ほどなくバスがやってきて、いざダウンタウンへ。

ダウンタウンのテニヤンストリートに屋台街があるはずと
当たりをつけ降りてみると「ビンゴ!!」
あるある、美味しそうな屋台の群れ。











そして、見つけたのが、先日の写真のお店でした。

ここでタイメシを堪能して、残り時間1時間。
タイ式マッサージが1時間250バーツ。日本円で750円。
こ、これは安い。
1時間はちょっと長いので、もったいないけど45分で切り上げてくださいと
お願いし、癒されました。

この時点で時計は8時ジャスト。
むむむ、行けるのか、行けるのか!?
ちょっと心配になったのでタクシーで空港まで戻ることに。

空港に着いた時点で時計の針はフライト90分前。
はぁ~、こりゃ楽勝だったかなと思い、イミグレの所に来ると...(・.・;)
何この人だかり...。








しかもなかなか前に進まないし。
しかも割りこんでくる人もいるし。
どの列がどこに向かってるのかわからないし。
恐るべし、タイ出国ゲート。

じりじりと牛歩のごとく進んで、やっと最前列。
この時点で時計の針は20分前。行けるのか、行けるのか!?

あれ?そういえばフライトゲートは何番だったっけ?
フライトインフォメーションボードを探し、フライトを見ると
「BOARDING」だって。げっ、まずい。(-_-;)

ゲートは一番端っこやないの~!!!(・o・)
500m以上はあろうかというなが~いバンコクの空港通路を
走りぬけ、間に合いました。

短い時間ですが、バンコク満喫です。

2010年3月9日火曜日

ただいま~

今朝6時に無事関空に帰ってきました。
これからは日本語でブログアップできます。(^.^)









写真はバンコクの屋台のそーめん?にゅーめん?です。
無料のトッピング(主に野菜、香菜)をたっぷりのせて、
辛いスープと一緒にいただきます。
これが美味しい~。

デリーから日本に帰る途中にバンコクでトランジットしました。
バンコクで5時間ほど待ち時間があったので、一度出国して
ダウンタウンまで行って食べました。

実は、この行動が帰国の危機につながるとは...。^^;

2010年3月6日土曜日

Good bye Kullu and Roerich


Asuno asa Kullu wo tachi masu.

blog no tuduki ha Nihon ni kaette kara

kakimasu.



Kullu valley

konna hikouki ni norimasu.
Tiisakute kawaii.
demo daijoubu???









Buji Kullu valley ni tukimashita.
Kulu valley wa marude Nusica no
Kazeno tani youna tokorodesu.